社会保険労務士(以下、社労士)は、企業における採用から退職まで「従業員の労働・社会保険に関する諸問題」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。
一般的に人事・労務のコンサルタント業務は誰でもできますが、社労士は、法律で認められた唯一の労務管理コンサルタントです。社会保険労務士法では、「事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について相談に応じ、又は指導すること」(同法第2条第1項第3)を社労士の仕事のひとつとして定めていることからもお分かりいただけるものと思います。
ではその人事・労務・社会保険のスペシャリストである社労士に、『どんなことが相談出来るの?』、『どのような内容を教えてくれるの?』、『相談費用は?』など疑問を抱えている経営者・人事労務責任者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。また経営者様おひとりで悩まれていることもあるのではないでしょうか。
社労士と顧問契約を結んだことがある方であればイメージをお持ちでしょうが、そうでない方もいらっしゃいますので、具体的に見てみましょう。