経営者のみなさんは、会社を設立したときに何年後に会社を清算しよう、倒産させよう、などと考える方はいないと思います。
経営者のみなさんは、会社を設立したときに何年後に会社を清算しよう、倒産させよう、などと考える方はいないと思います。
逆に、こんな形にしたい、これくらいの規模にしたいと何度も無数のイメージを思い描いていたのではないでしょうか?
それでは、経営者として思い描いていたイメージしていたものを実現しようと、何か具体的な対応を取ってきたことはございますか?
〇 企業理念
企業理念とは、創業者が会社の創業に託した想いのことであり、会社の不変の価値観と会社の存在理由・目的からなる。普通は、経営者が変わっても企業理念を変えるものではありません。
〇 経営理念
経営理念とは、会社や組織が存在する意義・使命といった価値観を表すものです。もう少し簡単に言うと、「会社や組織がどういった目的を持ち、何のために存在しているのか」を表現したものになります。
社会情勢や経済状況・マーケットの変化などによって会社の目指す方向が変わることがございます。その場合には、新しく経営理念を作り直すことがあります。また、経営者の交代で会社方針が大きく変わった場合でも、新しく経営理念を作り直すことがあります。
経営者の頭の中のイメージは、他人からは見る・知ることは出来ません。そのため、他人(従業員)としてはなかなか理解することが難しいでしょう。ですが、企業理念・経営理念・経営ビジョン・経営計画など順次作成していくことで、頭の中のイメージが整理されていきます。この理念・ビジョンが数字や言葉として見える化されることで他人(従業員)と共有できるようになり、他人(従業員)の協力も得やすくなります。
会社の目指す理想形が、すぐに達成出来るようなことはなかなかないでしょう。そうすると段階を踏んで、一歩一歩着実に前に進んでいかなければ理想形に近づいていくことができません。具体的には目指す理想形(目標)までの計画を立てて、実行していくことです。これが経営計画になります。
経営計画とは、経営方針や経営戦略に基づいて作成され、会社のあるべき姿と現在の会社の姿の違いを埋めるための具体的な行動計画のことを言います。
経営計画を作成する前に、まず自分たち(自社)のことがわからないことにはどうしようもありません。つまり自分たちのことを客観的に見て、「何が強いのか」・「何が弱いのか」・「どのような経営資源(武器)を持っているのか」・「その上で成長・発展するには何が足りないのか」などをしっかり把握・認識する必要があります。
自社から見た経営戦略や事業戦略を分析・評価するためには、ビジネスの構成要素を「強み」・「弱み」・「機会」・「脅威」の4つのカテゴリーに分類して整理することによって、自社の競争優位性や、重大なリスクの存在を明確にすることが可能です。そして市場におけるアドバンテージやリスクマネジメントの必要性、つまり自社ビジネスを成功させるための要因を明確にすることです。
自社を取り巻く状況についても、自社の現状認識同様整理が必要になります。会社は、顧客のニーズ、競合の動向、社会情勢、経済環境の変化など、様々な変化に常にさらされています。起こり得る変化を予測し、適応していかなければ勝ち抜くことは出来ません。
Point4同様、経営戦略や事業戦略を分析・評価するためには、ビジネスの構成要素を「強み」・「弱み」・「機会」・「脅威」の4つのカテゴリーに分類して整理することによって、自社の競争優位性や、重大なリスクの存在を明確にすることが可能です。そして市場におけるアドバンテージやリスクマネジメントの必要性、つまり自社ビジネスを成功させるための要因を明確にすることです。
経営計画を作成したら業績目標を中心に達成できるわけではございません。そこに企業理念・経営理念・経営方針を経営計画に織り込むことで目標達成への道筋が見えてきます。そこに自社の人事制度の考え方を含めることで目標達成の可能性が高まります。人事制度の中に「採用」・「配置・異動」・「評価」・「能力開発」・「処遇」が明文化されており、会社が従業員に期待することや人事政策、評価や処遇の在り方が決められています。会社の考え方を含めた人事制度が構築されることで、経営理念や経営方針などと整合性を持った強い組織基盤が構築されます。数字にも強い東京の社労士に相談いただいてサポート体制構築の検討をされてみてはいかがでしょうか。
事務所名 | TS人事労務オフィス |
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