リスキリング(Reskilling:能力再開発)とは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させること」を指す。近年では、デジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わる職業に就くためのスキル習得を指すことが増えている。
そもそもOJTは「連続系」のなかでの能力開発で、社内に「いまある」部署の「いまある」仕事をしてもらいながら、やり方を覚え、スキルを獲得してもらうためのものです。
一方リスキリングは「非連続系」の能力開発で、社内に「いまない」仕事・「いま、できる人がいない」仕事のため、スキルを獲得するためには、OJT以上の取り組みが必要です。
特に大企業では、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みと同時に、人材育成へのリスキリングも始めている状況です。