リスキリングとはどういう意味でしょうか?
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Point

リスキリング(Reskilling:能力再開発)とは、「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する・させること」を指す。近年では、デジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わる職業に就くためのスキル習得を指すことが増えている。

 

そもそもOJTは「連続系」のなかでの能力開発で、社内に「いまある」部署の「いまある」仕事をしてもらいながら、やり方を覚え、スキルを獲得してもらうためのものです。

 

一方リスキリングは「非連続系」の能力開発で、社内に「いまない」仕事・「いま、できる人がいない」仕事のため、スキルを獲得するためには、OJT以上の取り組みが必要です。

特に大企業では、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みと同時に、人材育成へのリスキリングも始めている状況です。

リスキリングについて関心が集まる?

ここ数年、世界規模でリスキリングへの関心が高まっています。その理由のひとつは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを加速させている企業が多くなっています。デジタル技術を使った戦略転換を実現するためには、その技術を使いながら価値を創造することができるよう、多くの従業員の能力やスキルを再開発することが欠かせません。もうひとつは、テクノロジーの導入を通じて自動化が進む結果、個人の仕事が失われる「技術的失業」が現実味を帯びているのも背景としてございます。

テクノロジーの導入により新しい仕事も生み出されるが、その仕事に就くためにはテクノロジーを駆使して新しい価値を生み出せるだけの知識やスキルを持つ必要性が指摘されています。そうしたスキルを持たない大量の失業者が発生することや、その結果として経済格差がこれまで以上に広がることを回避するために、リスキリングは国際機関や各国政府の関心事項となっているのです。

リスキリングのNewsでは
大手企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の人材投資に〇〇億円投資するなどとニュースになることも珍しくありません。リスキリング=DXとは必ずしも言えませんが、デジタルトランスフォーメーション(DX)化することで、仕事の進め方が大幅に変わる(生産性が向上する)ことを期待していることの表れでもあるでしょう。
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リスキリングを行うメリットは?
リスキリングを行うメリットはいくつかございますのでご紹介いたしましょう。
Merit 1

リスキリングメリット ・ DXの人材不足に対応可能

 

デジタル人材をはじめとした専門人材は数十万・数百万人の不足が予測されており、不足するDX人材を外部から採用しようとしても、難しい状況は変わらないでしょう。それより社内の人材にリスキリングを行い、DXの必要なスキルを身に付けてもらうことは、企業にとっては理に適った選択といえるでしょう。

Merit 2

リスキリングメリット ・ 社内人材のエンゲージメント向上

 

社内の人材に取り組んでもらえれば、リスキリングによって習得したITスキルを、どのように展開すればいいか理解し易い。新しいものを取り入れる必要はあるが、既存のものと折り合いをつけて事業を軌道に乗せることが重要です。社内のことを熟知している人材がリスキリングに取り組むのは、事業を流れに乗せるために有効な方法と言えるでしょう。また人材=従業員に学ぶ機会を提供して、キャリア形成の支援をすることは、従業員エンゲージメントの向上につながります。エンゲージメントが上がれば生産性や業績にも貢献するでしょう。

Merit 3

リスキリングメリット ・ 業務の効率化に貢献

 

リスキリングで習得したITスキルをDXに活かすことができれば、業務の効率化が期待できるでしょう。

 

・新しい事業・業務に費やすことが可能

・残業代の削減

・ワークライフバランスや働き方改革が加速

 

このようなことが実現に近づき、企業と従業員双方の満足度を高めることにもつながります。

Merit 4

リスキリングメリット ・ 新しい事業やアイデアが生まれる

 

リスキリングを通じて新しいスキルを習得できるため、新しい事業やアイデアが生まれやすくなります。そのためリスキリングを上手く活用できれば、事業の陳腐化や時代の移り変わりにいち早く対応でき健全な企業経営が行えるようになります。

リスキリングの今後

リスキリングは様々な国の企業で活用され始めており、時代の移り変わりが激しい現代では、多くの企業にとって必要なことだと言えるだろう。

 

今後はAIやロボットに代替される業務が増えていく一方で、逆に新たに生まれる業務もございます。新たに生まれる業務に関するスキルをリスキリングによって身に付けることで、既存の人材=従業員の活躍の幅が大きく広がることが考えられます。リスキリングを取り入れて、時代にマッチした業務スキルを身に付け、変化の激しい時代を乗り越えられるように企業を強化していきましょう。

 

 

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