ジョブ型雇用制度とは、企業があらかじめ定義した職務に基づいて必要な人材を採用する制度です。 職務の内容は職務記述書(ジョブディスクリプション:JD)に明記され、従業員にはその職務に基づいたスキルや仕事内容が求められます。職務内容や職務での責任の範囲、職務に必要なスキル以外にも勤務時間や勤務場所などを明確に定めた上で雇用契約を結びます。
そのため、企業での他の部署への異動や転勤などは無く、昇格・降格も基本的にはありません。今までの日本ではなかった考え方のシステムですが、世界ではスタンダードな雇用制度です。